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記事: Product Twelve -機能と見た目のあわいで-

Product Twelve -機能と見た目のあわいで-

Product Twelve -機能と見た目のあわいで-

みなさんこんにちは。


アサヒです☀️

 

GW、

旅行や帰省で、

はたまたふらっとお立ち寄り頂いた皆様、

ありがとうございました!!

 

お店はGWも終わり、

ひと段落といったところ。


時間をとっていつもよりも、

多めに語れるブログを日々執筆中です。


今回はProduct Twelveのご紹介。


そもそもこのブランドに初めて触れたとき、

真っ先に浮かんだのは

「静けさの中にざらつきがある」

という感覚でした。


シルエットは端正、

色も素材も抑制されているのに、

どこか不穏。


一見シンプルなのに、

袖を通すと“設計された違和感”の

効能をじわじわと体感する。


Product Twelveの服は、

そうした、

機能的に意味のある違和感を内包していて、

それが着る人の解釈や生活に、

そっと揺らぎをもたらしてくれるのだと思います。


そしてそれは、

ひと目でピンと来るものだけでは無く、

着てみて、

時間を過ごして、

納得できる良さだったりします。


Product Twelveの服には、

そんな“ゆるやかな魅力”

が流れているように思います。

 

服というのは不思議なもので、


「整っている」

「サマになる」


だけでは着たくならない。

逆に


「崩している」

「着やすい」


だけでも、

やっぱり物足りない。

 

Product Twelveは、

まさしくその中間。


きちんととゆるさの境界線を静かに漂う、

“思索的色彩”の豊かな服を作っているように感じます。


ベーシックを再設計する、

というコンセプトの下に、

“引き算”だけではなく、

素材とパターンでじわっと差をつけてくる。


真面目なのに、抜けている。

抜けているのに、真面目。


今回はそんなブランドのアイテムを

改めてご紹介します。


Speedo Half Zip Shirt

Black

Size 1, 2


都市と水辺、

その両方で息をする服。


競泳水着で有名なSpeedoとの

コラボレーションによって生まれたこの一枚は、

いわゆるラッシュガードの枠を優に飛び越えて、

街着としても成立します。


見た目はミニマルで、

どこかストイック。


けれど、

着てみると

その機能美が身体に寄り添うのがわかる。


素材は「RECO NYLON」という

廃棄物を再生したGRS認証の環境配慮型ナイロン。


軽く、なめらかで、

肌に触れたときにどこか“水”を思わせるような

冷たさと柔らかさが同居しています。


そこにポリウレタンの伸縮性が加わり、

動作を邪魔しない。


まるで身体の延長のような着心地。


パターンにも工夫が凝らされており、

前から見るとセットイン、

後ろから見るとラグランという

“スプリットラグラン”仕様。


脇下のマチも含めて、

アクティブな動きにもきちんと対応してくれる。


つまり、

「泳げるけれど、泳がなくても良い服」。


ハーフジップは濡れた肌にこそ優しく、

乾いた街では

“ちょっとだけスポーティな抜け”として機能する。


実際、

これにショーツとサンダルで浜辺に立てばサマになります。

 

デニムにスニーカーで街を歩いていても違和感を感じません。


用途の幅広さが、

そのままプロダクトの美しさになっている。


Product Twelveというブランドの在り方を、

もっとも端的に示している一枚かもしれません。


Speedo Short Pants

Black

Size 1, 2


こちらは上のシャツとセットアップ可能なショーツ。


膝上丈で、

ややスポーツ要素の強いシルエットですが

シティウェアとしてちゃんと成立しています。


スイムショーツみたいな素材感なのに、

ポケットもシームもきちんとしていて、

スポーツとモードの文脈をひとまたぎしてくれる感じです。


レザーのサンダルとか、

ギア感のあるスニーカーとの相性がとても良い。



Sarouel Work Pants

Black

Size 1, 2


今、サルエルをメインウェアとして、

日常的に着ている方は少ないかと思います。


ただ、

食わず嫌いせずに試してほしい。


股上が大胆に深く、

裾に向かってすっと落ちる。

 

いざ履いてみると

「意外としっくり来るな」

と思っていただけるはず。


モードとエスニックのちょうど真ん中。


タックインもアウトも成立するバランスの妙が、

個人的にすごく好きです。



Super 140’s Merino Wool Crewneck Cardigan

Black

Size 1, 2


ウールカーディガンの顔をして、

まるでハイゲージのニットシャツのような静謐さ。


Super 140’sという繊細な羊毛を、

カジュアルに仕立てるのって、

ちょっと贅沢です。


形はミニマル、

でもスナップボタンにすることで軽やかさが出ていて、

むしろ“パジャマの延長線”にいるような空気感もある。


家でも、外でも、

夜でも、朝でも。


どの時間にも溶け込む服って、

実はあまり多くないです。



High Waist Wide Work Trousers

Black, Gray

Size 1, 2


ワイドパンツは、

巷にあふれていますが

ここまでバランスの取れた一本は

なかなか無いと思います。


ハイウエスト、ツータック、

ゆとりを持たせたヒップ。


どのような体型の方が履いても、

対応してくれるパターンです。


生地はテンセル

とても軽快で

動きに合わせて生地がゆれる。


織り上がり後には微起毛を施し、

糸一本一本の毛羽が肌をなでるようなタッチに。


仕上げにはエアータンブラー加工を採用し、

コシを抜きながら空気を含ませることで、

ヴィンテージファブリックさながらの

抜け感のある風合いを実現しています。


湿度の高い日本の夏でもべたつかず、

動きで表情が変わり育っていく。


既製品ではなかなか出会えない、

独特の生地。


服というより、

生地から着る。


そんな一着です。



Sleeping Trousers

Navy, Black

Size 1, 2


このパンツに採用されたのは

「吸水速乾ルミレットウール」

というハイブリッド素材。


ベースはポリエステル×ウールの

混紡糸で織り上げた高密度タフタ。


あえて天然素材ではなく

ポリエステルを主軸に置きながら、

ウールらしい豊かな風合いと通気性、

さらに吸水速乾性を兼ね備えるという、

"いいとこ取り"の一着です。


鍵となるのは、

ポリエステルの中でも特殊な

「常圧カチオン糸」を使用している点。


これにより、

通常130℃以上が必要なポリエステルの染色が、

ウールに合わせた低温でも可能に。


繊維を痛めず、

ウールの膨らみやしっとりとした質感を保ったまま、

染め上げるという繊細なバランスが実現されています。


パターン面では、

サイドに縫い目を設けない構造により、

肌へのストレスを極限まで軽減。


さらにユニークなのは、

長めに設計された股下と、

裾に内蔵された

折り返し仕様のゴムのディテール。


裾上げ不要で好みの丈に調整できる構造は、

足元のバランスを気分で変えられる自由さがあり、

旅先や室内でもストレスフリー。


仕上げには吸水加工を施しており、

汗ばむ季節でもベタつきにくく、

ムレを感じにくい設計。


また、

綿やウール100%の素材に比べてシワになりづらく、

洗濯後のケアも非常に簡単です。


イージーな履き心地と

高度な素材設計が同居した、

"素材から逆算された"パンツ。


白T一枚でぼんやり出歩くのにおすすめです。


City UL Tote Bag

Black, Gray

One Size


アウトドアやミリタリー業界で知られる

Dyneema(ダイニーマ)。


同重量でスチールの約15倍の強度、

なおかつ水に浮くほど軽いという、

まさに「繊維の常識を覆す」

超高分子ポリエチレン素材。


防刃ベストや帆船のロープにも使われる

その圧倒的スペックを、

あえて都市仕様のトートバッグという

日常のプロダクトに落とし込んだのがこのバッグです。


使用したのは、

50デニールのポリエステルを基布に、

Dyneema®を挟み込んだ構造。


この構造により、

一般的なナイロンやキャンバスでは到達し得ない

強度と耐摩耗性を確保しつつ、

見た目には過剰な主張がない、

静かなギア感を持たせています。


デザインは斜めがけ可能な2WAY仕様のワイドトート。


必要十分な容量を持ちつつ、

肩掛け、手持ちのバランスがよく、

1泊程度の外出から

日常の通勤、買い物まで幅広く対応。


軽装にも重装にも馴染む、

ちょうどよく大きいサイズです。


ショルダーストラップには、

鍵や小物の取り付けに便利な

MOLLE(モール)システムを採用。


軍用ギアに見られるこの仕様は、

アレンジ次第で用途が広がり、

街の中でも“自分だけの拡張性”を楽しめます。


また、

Dyneemaの特性として

UV耐性・防水性にも優れ、

経年による劣化が起こりにくいのもポイント。


タフでラフに扱える一方で、

極めてミニマルな見た目が、

ギア好き、生地オタク、ミニマリストすべての嗜好に

フィットします。


都市生活のリアルな機能性と、

素材への偏愛が共存する

新しい日常の道具。


着る服に合わせて

“持つギア”にもこだわる人にこそ選んでほしい、

ミニマル×ハイスペックのULトートです。


つい長くなってしまいましたが、

Product Twelveの服は

ぱっと見では分からない、


“機能美ゆえの違和感”


を纏っています。



その静かな個性は、

声高ではないですが

着る人の生活に

しっかりとしたリズムをもたらしてくれます


なんだか、

「こういうのでいいんだよ」って思わせてくれる、

でも「他では買えないな」って後から気づく。


そんなプロダクトたち。


一見シンプルで、

ちゃんと着る人に“応える”服。


どのような方にもきっと刺さると思います。


ぜひお試しください。



アサヒ

 

Instagram : @_etoqk @etoqk_asahi

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