YOUTH OF THE WATER
YOUTH OF THE WATERの服には、あえて「決め切らない」部分が残されている。
JUNYA WATANABE MANでパタンナーを務めた上田碧が手がけるだけに、服の骨格は緻密。けれど、その技術を誇示するのではなく、縫製する人の手つきや、生地の癖、着ることで生まれる変化まで服の一部として受け入れている。
均一さよりも個体差。完成度よりも、時間の中で変わっていくこと。
ヴィンテージやワークの要素を扱いながら、過去をなぞるのではなく、古い服に残る歪みや偶然性まで掬い上げている。
完成された服を買うというより、完成していく服を引き受ける。
そこに、このブランドの面白さがある。