
YOUTH OF THE WATER 26SS
みなさんこんにちは。
アサヒです。
気温も徐々に安定して、やっと春らしい暖かさになってきましたね。
余談ですが
私は岡山に越してきて2回目の春です。
重度の花粉症なので、
この時期はどうしても休みの日は家に篭りがちなのですが、
昨日は花粉に抗って外に出てみました。
後楽園の近くの川沿いで毎年開催されている
さくらカーニバルへ。
ちょうど桜も満開で、
日差しも柔らかく心地よくて、
賑わっていましたが
川沿いに流れる時間も長閑で。
河原の芝生に座って暫し、
こういう時間が普通にいいなと感じられることが、
この時期っぽいなと思いました。
出店の匂いとか、
大道芸の歓声とか、
雑多なのが良い空間。
来年も行くぞ。
岡山の方は
行き慣れている方も多いかと思いますが、
この時期に県外から来られる方はぜひ行ってみてください。

寄り道はさておき、
今回はブランドのデビューシーズンからお取り扱いしている
YOUTH OF THE WATER (ユースオブザウォーター)
のご紹介を。
今シーズン、
改めてちゃんと向き合いたい。
正直、最初に見た時そこまで強い印象だったかと問われれば、
思い返すとそうではなかったかもしれません。
でも、触って、着て、
お客様に提案していく中で、
じわじわ沁みてくるブランド。
いわゆる“見た瞬間に完結する服”ではないなと。
デザイナーの上田碧さんは、
COMME des GARÇONSの
JUNYA WATANABE MANでパタンナーをやっていた背景があります。
なので前提として設計が強い。
ただ、その強さを分かりやすく出さないのがこのブランドの面白いところで、
表で主張するというより、
内側で差をつけてる感覚です。


ベースはヴィンテージとかミリタリー。
ただやってることは復刻じゃなくて、
そこにはリスペクトを前提とした分解と組み直しがあります。
例えばデニムも、
1930年代のワークウェアを踏まえつつ、
縫製の工程とか作業の流れまで設計に組み込まれてるんですよね。
縫い手の利き手とかでステッチの入り方に差が出るようになってたりして、
“均一なプロダクト”から一回外しています。
さらに着ていく中でシルエットや表情が変わっていく前提なので、
服単体で完結しない作りになってるのも特徴かなと。

このブランドは
“完成を固定してない”
作りとしてはかなり完成度が高いのですが、
最終的に仕上げるのは着用者。
作る人、服、着る人、
この関係性ごと必然としてデザインされてる感じです。
店頭でも
ラックで見ると目立ちにくいのですが、
試着すると一気に評価が変わることが多いです。
特にカットソーとシャツなどの軽い羽織り。
テーラリングベースのパターンなので、
着た時の収まりがすごく良い。
“身体に沿う”というより、
“ちゃんと収まる位置に収まる”感覚。
このズレのなさが完成度の所以かと...


個人的に良いなと思ってるのは、
“時間を前提にしてる服”なところ。
一回で理解するというより、
着ていく中でだんだん解像度が上がっていく。
古着の良さってそこだと思うんですけど、
それを新品の状態から成立させてるのは結構珍しいのかと。
今って分かりやすい強さのある服も多いですけど、
こういう服って逆に自分のクローゼットにちゃんと残ると思います。
情報として消費されないというか、
自分の中に積み上がっていく感じが近いです。
一回で判断せずに、
何回か着てみてほしいブランドです。
その過程も含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。
画像では伝えきれません。
ぜひお試しください。


